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春をせき立て、急ぎのおしらせ

 

時の流れを忘れるという時間があります。

今の私がそうです。時が猛スピードで疾走中です。まわりでも時の流れが早いという人が多いようです。東京の桜まで誤解をしての狂い咲きです。寒かったのに。

大慌てで、今の情報を東京の強風に乗せて、瓦版的に捲き散らします。

 

ひとつ。今週23日(土)にBS朝日の放送で夜8時から1時間、ダイワハウスpresents

「世界人間旅行―あの人に逢いたい」~第1回谷川俊太郎に逢いたい~を放送します。1年ぶりの私の演出になります。詩人谷川さんのお宅に、杏、竹下景子、東儀秀樹が逢いに行きます。谷川さんの詩の奥が見え隠れする、素敵な対話になりそうです。

近頃あまりない番組ということだけはお伝えします。土曜日の夜、心の眼が覚めます。

 

ふたつ。これもなにを今頃と言われそうですが、すべて時間の早さのせいです。幻冬舎刊の雑誌「GOETHE ゲーテ」4月号の特集「24時間仕事バカたちのこれがなければ、生きていけない」の一人に選ばれ、070ページで私の仕事バカぶりと実にばかばかしい「これがなければ生きていけない」ものを披露しております。ワニムシは必見と思います。立ち読みでもご覧ください。出版社のためにはお買い上げいただけますよう。

 

みっつ。これは間に合いましたが、3月28日に私が聞き手で編集をした「三宅一生 未来のデザインを語る」が岩波書店から出版されます、1970年代、1980年代、2000年代、2010年代とそれぞれの時代にそれぞれの創造の発想があること、それをすべてタイムマシンに乗った気分で三宅デザインの哲学を鳥瞰の時間・空間に漂って、旅します。DVDは私の演出した映像です。お手元に。

 

あらゆる情報は次回のブログに。お約束のパリの飛行船のお話は、パりの空港で預けたバッグから盗まれたデジタルカメラの保険が出たら、新しいNIKONを買って映像つきでお送りします。世の中、時間が早くながれるわけですよね。 

      23日の放送に間に合うように編集中の 重延 浩