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「テレビジョンは状況である」⑤

ユカタンビワハゴロモ
しばらく私の著書「テレビジョンは状況である」映像版を怠けていた。 目の覚めるような奇跡をお見せする。 私の著書の本文156ページに書いたユカタンビワハゴロモの写真。 アマゾンの奥深くに住んでいるユカタンビワハゴロモは何故かワニと一緒に共生している。 そして顔は . . .

「時」というふしぎな宇宙的現象に向かって

ブログを書かないまま2ヶ月が経ってしまいました。人にはそういう時期があるのですね。その間に起きたことは私にとっては多彩な人生でした。語る言葉を超えた多彩な時間の中にいたのです。しばらくそのことを散文的に書いてから、もとのブログの軌道に戻そうと思います。 事の始 . . .

地中海の小さな港 ラ・ナプール

ナプール城そこにナプール城がある。アメリカ人彫刻家ヘンリー・クルーと建築家の妻マリーによって廃墟と化していた城が美しく再生されている。紺碧の地中海に迫り出す石造りのテラス、ヘンリーの奇怪でユーモラスな彫刻のコレクション、マリーが手がけた庭園。城の至る所に、個性的な美意識が貫かれていた。城の主だった夫妻は、自分達がつくりあげた夢の城の一角に、仲良く並んで波の音を聞きながら永遠の眠りについている。古城の横に小さなビーチが有り、地元の家族が浅瀬で泳いでいる。子どもたちが裸で駆けまわる。
4月、いつものカンヌMIPTVに参加。MIPTVは105国のテレビ業界が集まるマーケットの集いである。泊まっているグランビーチホテルはカンヌを離れて車で20分ほどにあるジュアン・レパンの海辺にある。1日早く着いて、4月6日の夜の打ち合わせのために時差をならす。 . . .

「印象派」とパリのカフェでのジャンヌ・モロー

パリのカフェでのジャンヌ・モロー

「テレビジョンは状況である~劇的テレビマンユニオン史」(岩波書店) 映像バージョン④ 1980年 1980年、ヨーロッパへの私の初取材。私はTBS30周年の企画だった「印象派」を3時間の番組として提案し、TBSが決断した。美術番組としては最初にして最後とも言え . . .

テレビマンユニオンの新取締役になった頃

201401-23

  遅くなりましたが、あけましておめでとうございます。 お正月に、私のradical な写真を送ります。 自著「テレビジョンは状況である」で書いたように、奔放なプロデュース活動をしていた頃の私ですが、 これが最後のサングラス姿です。 後ろにウルトラク . . .