2012年12月27日
これまでの代表的活動
- ● 1982年、政治を超えて、世界で初めて中国のピアニスト・李堅と台湾のヴァイオリニスト・林昭亮を東京で競演させた。
最後にビートルズの“Let it be”を演奏してもらう。
- ● 1989年、ベルリンの壁が東西を分断していたとき、東と西のベルリン美術館をそれぞれ別々に撮影、編集。
国家が統一する前に美術館の東西統一をテレビジョンで実現する。
西独のベルリンフィルの12人のチェリストを、政治を越えて東独のペルガモン美術館に招き、
ペルガモン大祭壇で彼らにとって初めての東独での演奏をしてもらう。
- ● 朝鮮半島で北朝鮮と南朝鮮を分けるDemilitarized Zone に潜入。
咲く花、卵を抱える鳥、南から北に上る鮭を撮影。
そこが動物や植物にとって最高の環境という皮肉な政治状況をドキュメントする番組を演出する。
- ● 映画「2001年宇宙の旅」を見て、原作者アーサー・C・クラークに憧れ、彼が暮らすスリランカを訪ねた。
以後、彼が亡くなるまで交流を続けた。
- ● フランスの女優ジャンヌ・モローと3時間の美術番組「印象派」を演出。
その後も6本の美術番組をジャンヌ・モロー出演で制作、演出。
「子供が見たルーブル美術館」はニューヨークテレビフェスティバル、シカゴテレビフェバルのアート部門で最優秀賞受賞。
- ● 坂本龍一、三宅一生、浅田彰らを審査員に招き、東京で国際ビデオヴィエンナーレをプロデュース。
- ● カンヌ国際映画祭で14歳の少年が最優秀主演男優賞を受賞した、
是枝裕和監督作品“Nobody Knows”のエグゼクティブプロデューサー。
- ●CS映画チャンネルの「洋画シネフィル・イマジカ」のエグゼクティブプロデューサー。
“映画を愛する”のコピーで名画チャンネルを編成。
- ●戦後行方不明だったシュリーマンの「トロイの秘宝」を求め、モスクワのプーシキン美術館倉庫の秘宝を、
海外人ジャーナリストとして初めて撮影。
- ● 上海万博で、日本のアニソン・コスプレショーをプロデュース。700人の広場に10日間で約5万人の若い中国人が来場する。
- ● 東京で2009年、2012年と東京国際ヴィオラコンクールを主催、統括プロデュースに参加。
- ● 2012年3月、東日本大震災で被災した子供たちのために、
POPミュージック・クラシック音楽のコンサートを津波の被害を受けた宮城県七ヶ浜町でプロデュース。
- ● 黒柳徹子との長い交流で、現在も「世界ふしぎ発見!」などで制作活動を共にする。2012年7月に中国四川省に行き、パンダの成育を見る。
- ●2016年 「今井信子・夢コンサート」でヴィオラとピアノ、語りによるシューベルトの「冬の旅」の構成をする。
……すべては私にとって、政治やテレビジョンを越えた素晴らしい事件だったと思っています。