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「時」というふしぎな宇宙的現象に向かって

ブログを書かないまま2ヶ月が経ってしまいました。人にはそういう時期があるのですね。その間に起きたことは私にとっては多彩な人生でした。語る言葉を超えた多彩な時間の中にいたのです。しばらくそのことを散文的に書いてから、もとのブログの軌道に戻そうと思います。

事の始まりは小説を書きはじめたことです。これは別にそれを出版する、作家になるという目的を持った行動ではありません。
「テレビジョンは状況である」というテレビ史、テレビマンユニオン史、自分史を書いて、次に何を書くかとふと思いついた時にはもう筆をとっていました。主題は「時」というふしぎな宇宙的現象を人間世界の中に描くことです。

書き出しはアフガニスタンの砂漠。そして話はなぜか神楽坂に飛びます。
その空想から、私は少し通常の時間の過ごし方を変えはじめたのです。その経緯を書いてみて、それから元の軌道に戻そうと思います。お付き合いしていただければ嬉しいです。ブログはこれから毎週継続的に書きます。次回は私が愛した1970年代と現代のニューヨークについて。